古宇利島は人類発祥の地
2018.08.29
琉球神話にはこうあります
昔々、古宇利島に空から男女二人の子供が降ってきました。
二人は裸で、毎日天から神様の落としてくれるお餅を食べて暮らしていました。
ところがある日、お餅が降ってこなくなったらどうしようという疑念が沸き、毎日少しずつ食べ残してお餅を蓄えるようになりました。
それを知った神様はお餅を落とすのをやめてしまいました。
二人は驚き悲しんで、天に向かって
「トートーメサイ トートーメサイ(お月様 お月様!)
ウフモチヤトゥムチ ウタビミショレ(大きな大きなお餅を 恵んで下さい)」
と何回もお願いしましたが、二度とお餅は落ちてきませんでした。
それからの二人は生きる為に働かなければなりません。
浜で生活するようになり、魚や貝を捕って生活と労働の苦しみを知りました。
また、ジュゴンの交尾を見て男女の違いを意識し恥部をクバの葉で隠すようになりました。
古宇利島の住民はこの二人の子孫であり、ここから琉球の島々に人々が増えていきました。
(参考資料:古琉球・沖縄県国頭郡誌)
彼ら二人は琉球神話におけるアダムとイブであり、古宇利島はいわばエデンの園だったんですね!
とすると「貯蔵の概念」が「知恵の実(リンゴ)」であり、「クバの葉」は「イチジクの葉」ですね。
アダムとイブは楽園から放逐されてしまいますが、ここ古宇利島ではもちろん今も人々が暮らしを営んでいます。
このような伝承もあって古宇利島は「恋島(クイジマ、フイジマ)」とも呼ばれ、生命・誕生・恋愛のパワースポットになっています。
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古宇利島ロテルズ
- 沖縄北部古宇利島のホテル・一棟貸しコテージ -
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